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第137回Q-AOSブラウンバッグセミナー「鏡からみた古代日本の国家形成」

ブラウンバッグセミナー

アイキャッチ画像:第137回Q-AOSブラウンバッグセミナー「鏡からみた古代日本の国家形成」

九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar Series」を毎週水曜日のランチタイムに開催いたします。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供できればと思います。どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。

詳細

日時 2024年4月17日 12:10 ~ 2024年4月17日 12:50
形式 Zoom Webinar
言語 日英同時通訳あり、スライドやポスターも日英2言語に対応
字幕 Zoom機能による「リアルタイム字幕」提供、文字情報を見ながら参加可能
聴覚障害者の方々へ:ズーム機能による字幕やチャットサービス以外のサポートが必要な方は以下の「お問い合わせ」にお電話またはメールにてお知らせください。
参加費 無料
定員 500名
お問い合わせ 担当:九州大学Q-AOS事務局
電話番号:092-802-2603・2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください)

抄録

日本列島の先史時代の中でも,弥生・古墳時代は,中国・朝鮮半島との活発な交流によって特徴付けられます。そうした古代東アジアの交流の歴史を物語る資料の一つとして,青銅製の鏡があります。青銅鏡は,弥生時代に朝鮮半島からもたらされた鏡が最初に出現します。その後は中国で生産された鏡が列島にもたらされ,列島の地域社会の統合や社会組織の複雑化を引き起こす要因の一つともなりました。古墳時代には,近畿を中心として巨大な前方後円墳が築かれるようになり,九州南部から東北南部まで前方後円墳の築造が広がりますが,それと重なるように中国からもたらされた鏡や,それをもとに列島で生産された鏡も広く流通しました。このことが,後の近畿地域を中心とした古代国家形成の基礎になったと考えられています。最近でも,考古学上の新たな遺跡の調査や発見として,これらの鏡や古墳が注目されています。本セミナーでは,そうした考古学の最新の研究成果について御紹介したいと思います。

当日プログラム

12:10~12:15 イントロダクション
座長 錢 琨 准教授(Q-AOS創発推進コーディネーター)

12:15~12:40「鏡からみた古代日本の国家形成」

演者 辻田淳一郎 准教授(人文科学研究院 歴史学部門)

12:40~12:50 質疑応答

※当日の講演動画を期間限定にて後日掲載予定です。
 公開先:https://q-aos.kyushu-u.ac.jp/events/events-bbs/2012/

当日資料

・参加者の皆様への御案内(同時通訳使用方法・資料・質疑応答について): PDF

※同時通訳機能はウェブブラウザ上では使用できません。
Zoomのアプリケーションをこちらよりダウンロードをお願い致します。

講演資料: 辻田淳一郎先生の講演資料は非公開となっています。ご了承ください。

個人情報の取り扱いについて

本セミナーのお申し込みの際にご記入いただきました個人情報は、本セミナー開催及び弊機構からのご案内送付以外には使用しません

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