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第109回Q-AOSブラウンバッグセミナー「世界を規定する:マインドフルネスからインターメディア・ポエトリーまでの認知科学」

ブラウンバッグセミナー

アイキャッチ画像:第109回Q-AOSブラウンバッグセミナー「世界を規定する:マインドフルネスからインターメディア・ポエトリーまでの認知科学」

九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar Series」を毎週水曜日のランチタイムに開催いたします。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供できればと思います。どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。

詳細

日時 2023年8月30日 12:10 ~ 2023年8月30日 12:50
形式 Zoom Webinar
言語 日英同時通訳あり、スライドやポスターも日英2言語に対応
字幕 Zoom機能による「リアルタイム字幕」提供、文字情報を見ながら参加可能
聴覚障害者の方々へ:ズーム機能による字幕やチャットサービス以外のサポートが必要な方は以下の「お問い合わせ」にお電話またはメールにてお知らせください。
参加費 無料
定員 500名
お問い合わせ 担当:九州大学Q-AOS事務局
電話番号:092-802-2603・2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください)

抄録

ここ数十年間の認知科学を通じて、私はマインドフルネス(心の健康)・ウェルネス(体の健康)とインターメディア・ポエトリー(視覚的・演劇的要素を入れた詩)には、心身に関する共通点があることを確認することができました。マインドフルネス・ライフスタイルを実践している人は、没入状態に達し、自分の核となる幸福とより深くつながることができます。個人的であると同時に集団的であるこの経験は、ウェルネスと外界(他者、環境)との循環的な関係を生み出すが、そういった関係はしばしば美学(音、言葉、イメージ)にもつながります。インターメディア・ポエトリーもマインドフルネスも世界を規定する。つまり、具現化された認知は世界を単に表象するのではなく(最初のA.I.システム、デカルト思想、文学理論...)、世界を変容させたり、変容されたりします。これは、外部と内部の世界が一つになる現象学的力学により近いと言えるでしょう。ゲラシム・ルカのフランス語圏の作品を例に、インターメディア・ポエトリー詩が、相互作用と変容を可能にする多感覚的な体験(舞台、映画、ラジオ、彫刻...)をどのように生み出すかについて、説明していきたいです。

当日プログラム

12:10~12:15 イントロダクション
座長 横田 文彦 准教授(Q-AOS 研究推進コーディネーター)

12:15~12:40「世界を規定する:マインドフルネスからインターメディア・ポエトリーまでの認知科学」

演者 クロンツ シャルレーヌ 准教授(人文科学研究院 文学部門)

12:40~12:50 質疑応答

※当日の講演動画を期間限定にて後日掲載予定です。
 公開先:https://q-aos.kyushu-u.ac.jp/events/events-bbs/2012/

当日資料

・参加者の皆様への御案内(同時通訳使用方法・資料・質疑応答について): PDF

※同時通訳機能はウェブブラウザ上では使用できません。
Zoomのアプリケーションをこちらよりダウンロードをお願い致します。

講演資料: PDF

個人情報の取り扱いについて

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