九大内プロジェクト

本ページでは、アジア・オセアニア地域に関係する九大内のプロジェクトやセンター、研究所を紹介します。本ページは、関係機関から提供していただいた文章と図表を用いています。詳細については、各プロジェクト・組織等のホームページを御覧ください。

グリーンテクノロジー研究教育センター/グリーンアジア国際戦略部門[リーディング大学院としてのグリーンアジア国際戦略プログラムの試行およびそのエッセンスの総合理工学府改組における発展統合]

「サムネイル画像:グリーンテクノロジー研究教育センター/グリーンアジア国際戦略部門[リーディング大学院としてのグリーンアジア国際戦略プログラムの試行およびそのエッセンスの総合理工学府改組における発展統合]」

センター・プロジェクトの概要:

最高学府に相応しい大学院の形成を推進するための博士課程教育リーディングプログラム(文部科学省補助事業)に複合領域(環境)分野にて採択された本プログラムは、総合理工学府と工学府が協働し、博士課程5年一貫の教育プログラムとして、グリーン化(省資源・環境保全)と経済成長とを両立したアジア(グリーンアジア)の実現に資する理工系リーダーを養成することを目的とする。
補助事業終了後、グリーンアジア国際戦略プログラムのエッセンスは令和3年度の総合理工学府の改組において発展的に統合された。
世界の国々が化石資源大量消費に由来する環境・資源制約を回避しつつ持続的な経済発展を遂げるためには、資源消費量低減とGDP増大との両立という人類が実現したことのない成長戦略が求められている。
本プログラムは、欧米主導型と一線を画したグローバルモデルの提示によるグリーンアジアの実現を期している。
 3つの学術分野=物質材料科学・システム工学・資源工学のいずれかを専門(研究分野)とする我が国とアジアの大学院生が、自分の専門に他の専門分野を加えて、総体としての環境学および社会学、経済学の基礎を複合的に学び、更に、国内外の実践経験を積むことによって、アジアの理工系リーダーとなるに相応しい必要な五つの力=研究力・実践力・俯瞰力・国際力・牽引力を獲得し、同時に、アジア人材ネットワークの形成を目指す。
さらに、グリーンテクノロジー研究教育センターとの合同自主ジャーナルとして、環境、エネルギー、科学技術等を広く対象とした英文総合学術誌「Evergreen」を発刊している。投稿論文は国際的なレフェリーによる査読(peer-review)を経ており、電子ジャーナルとしてウェブ上で公開している。本プログラム生の研究成果である「グリーンアジア自由課題論文」の掲載の他、国内外から広く投稿を受け、2022年2月発表のサイトスコア(CiteScore)によると、本誌は3.5となっている。

ウェブサイトリンク:

http://www.tj.kyushu-u.ac.jp/leading/(外部リンク)