イベントEvent

第195回Q-AOSブラウンバッグセミナー「データ正義:ビジネス中心から人間中心のアプローチへ」

ブラウンバッグセミナー

アイキャッチ画像:第195回Q-AOSブラウンバッグセミナー「データ正義:ビジネス中心から人間中心のアプローチへ」

九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar Series」を毎週水曜日のランチタイムに開催いたします。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供できればと思います。どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。

詳細

日時 2025年7月16日 12:10 ~ 2025年7月16日 12:50
形式 Zoom Webinar
言語 日英同時通訳あり、スライドやポスターも日英2言語に対応
字幕 Zoom機能による「リアルタイム字幕」提供、文字情報を見ながら参加可能
聴覚障害者の方々へ:ズーム機能による字幕やチャットサービス以外のサポートが必要な方は以下の「お問い合わせ」にお電話またはメールにてお知らせください。
参加費 無料
定員 500名
お問い合わせ 担当:九州大学Q-AOS事務局
電話番号:092-802-2603・2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください)

抄録

個人データは現代経済の原動力です。私たちがオンラインでもオフラインでも何か行動するたびにデータが生まれ、それを企業が常に収集・活用しています。多くの場合、私たちが気づかないうちに、その情報はお金に換えられています。そしてそのデータは、人々を分類し、操作し、排除するために使われています——十分な説明や同意なしに。

EUのGDPRやカリフォルニア州のCCPAとCPRAのようなプライバシー法も、期待されたほどの効果は出ていません。

この講演では、人を中心に据えた新しいアプローチを提案します。個人が自分のデータを本当に「所有」し、どう使われるかを自分で決められるようにする考え方です。AI技術もこのビジョンの実現に貢献できますが、それは企業の利益ではなく、人間の尊厳と自律性を最優先する強力なルールに支えられていることが前提です。

当日プログラム

12:10~12:15 イントロダクション
座長 田中 俊徳 准教授(Q-AOSコーディネーター)

12:15~12:40「データ正義:ビジネス中心から人間中心のアプローチへ」

発表者 フェニック マーク 教授(法学研究院 国際関係法学部門)

12:40~12:50 質疑応答

※当日の講演動画を期間限定にて後日掲載予定です。
 公開先:https://q-aos.kyushu-u.ac.jp/events/events-bbs/2012/

当日資料

・参加者の皆様への御案内(同時通訳使用方法・資料・質疑応答について): PDF

※同時通訳機能はウェブブラウザ上では使用できません。
Zoomのアプリケーションをこちらよりダウンロードをお願い致します。

講演資料: PDF

個人情報の取り扱いについて

本セミナーのお申し込みの際にご記入いただきました個人情報は、本セミナー開催及び弊機構からのご案内送付以外には使用しません

次回以降のBBS

こちらのページからご覧いただけます