クラスター・モジュールについて About Clusters & Modules

クラスターとモジュール

九州大学 アジア・オセアニア研究教育機構 クラスターとモジュール 連携図

機構の活動理念

九州大学 アジア・オセアニア研究教育機構 クラスターとモジュール 連携図

クラスター紹介

資源循環クラスター

  • 12:すべての人に健康と福祉を
  • 7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 9:産業と技術革新の基盤をつくろう

アジア・オセアニア地域における資源・環境循環型社会システムの構築をめざし、以下の研究活動を行っています。

1
開発対象外鉱石および都市鉱山からのバイオテクノロジーを活用した有価金属の回収技術イノベーション
2
未利用鉱石中の忌避元素と有価金属の分離技術の開発および忌避元素の固定化技術開発未利用鉱物の機能性環境浄化剤としての開発研究(光触媒複合体における粘土鉱物の役割の解明)
3
後発ASEAN諸国、南アジアにおける持続的な鉱物資源開発のための資源政策・鉱山開発技術の確立および資源開発リスク評価法の確立
4
アジア天然素材(動植物・微生物・昆虫・農林畜水産物・鉱物・民間伝承情報・生物多様性情報など)の機能探索と社会実装

生存基盤環境クラスター

  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 14:海の豊かさを守ろう
  • 15:陸の豊かさも守ろう

近年における想定外の気候変動と急激な生物多様性の喪失に対して、生存基盤環境クラスターでは、アジア最大の生物多様性研究の拠点形成によって、アジア・オセアニア諸国の生物多様性の解明と保全、生態系機能や生態系サービスの持続的な利用を図るとともに、従来の栽培地とは異なる新たな環境の下で農作物を栽培するために、概日時計遺伝子に注目し、日長環境への適応メカニズムを明らかにします。また、汎太平洋な気象・海洋データの観測・監視システム構築に基づく地球環境変動への具体的な対応と、各国の温室効果ガスの削減、低炭素型社会の実現のためのガバナンス手法の確立を目指します。

都市クラスター

  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 8:働きがいも経済成長も

SDGs目標の一つである「包摂的で安全かつレジリエントで持続可能な都市及び人間居住の実現」に向けて、アジア地域の多元性、多様性、移動性を重視したフィールド課題解決型の実践的教育・研究を推進し、21世紀アジア地域の居住環境づくりを支援できる都市分野の国際人を育成すると共に、長期的に取り組むべき社会的課題の発見と新研究領域の創成を目指し、アジア地域の持続可能な発展における九州大学の先導的役割を果たします。

医療・健康クラスター

  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 10:人や国の不平等をなくそう

医療の地域格差解消や、生活水準の向上に伴う疾患増大への対応など、少子高齢化、都市化、国際化等を踏まえた健康寿命の延伸に向けた研究教育を推進します。

1
情報通信技術を駆使し、医療知識や経験を効率的かつ経済的な手段で共有します。
2
予防医療事業を展開し、無医村など医療過疎に由来する健康格差を改善します。
3
高齢者の健康・福祉を取り巻く法制度や社会環境を調査し、政策提言を導きます。
4
デザインと医療を融合し、医療に関わる課題解決と、融合型人材の育成を行います。

セキュリティー・防災クラスター

  • 16:平和と公正を全ての人に
  • 5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 10:人や国の不平等をなくそう

現在、アジア・オセアニア地域では、越境犯罪や感染症の流行といった非伝統的安全保障問題、情報技術の進歩が国家や社会にもたらす影響、高齢化や都市化の進展などによる政治・経済・社会秩序の不安定化、地震や津波、火山の噴火、台風、集中豪雨などの自然災害など、様々なセキュリティー課題に直面しています。本クラスターはこれらの課題の実態を解明し、防災や減災、復興への取り組みを支援し、政策提言などをおこないます。

文化変動クラスター

  • 4:質の高い教育をみんなに

文化・政治・経済を包括する人間の営みとしての文化の変動を、長期的視野で分析・検討します。これによって、解決すべき社会的諸問題が生み出される文化的背景を明らかにするとともに、その解決のための糸口を提示し、また新たな課題を発掘します。