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イベントレポート
2026年9月16日、九州大学フォーラム「KYUDAI NOW ウランバートル」が、モンゴル・ウランバートルのベストウェスタン・プレミア・トゥーシンホテル内「ソヨンボホール」にて開催されました。本フォーラムは、本学の最新の研究成果を現地および国際社会と共有し、学術交流を促進するとともに、同窓会ネットワークの結束を強めることを目的とし、九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)が主催してきました。モンゴルでの開催は今回で3回目となり、卒業生、元学生・進学希望者、大学関係者など約100名が参加しました。フォーラムの運営は里村和歌子准教授が実行委員長を、セラチュキ・フロレス・エロイザ助教(いずれもQ-AOS)が副委員長を務めました。
フォーラムは、九州大学総長補佐(Q-AOS副機構長)の原田明教授による歓迎の挨拶で始まりました。続いて、モンゴル元鉱物資源・エネルギー大臣のダシドルジ・ゾリグト博士、および在モンゴル日本国特命全権大使の井川原賢氏より来賓挨拶をいただきました。フォーラムはその後、第1セッション(起業・医学・法学)と第2セッション(理学・工学)の2部構成で進行し、各セッションでは日本およびモンゴルの教員が講演を行いました。
KYUDAI NOW ウランバートル2026 開会時の集合写真(2026年9月16日)
第1セッションは、Q-AOSの錢琨准教授が九州大学およびQ-AOSの紹介を行った後に、九州大学ロバート・ファン・アントレプレナーシップセンター(Q-REC)所属のモンゴル人教員、ネルゲイ・エンフザヤ助教が大学生に対する起業家教育の効果に関する研究を紹介しました。続いて、九州大学大学院医学研究院総合腫瘍学分野の馬場英司教授が、日本における消化器がんのプレシジョン・オンコロジー(精密医療)について発表しました。次に、九州大学総長補佐・法学研究院の徳本穣教授が、企業法としての日本商法について日本語とモンゴル語で発表を行いました。第1セッション最後の発表では、九州大学国際部留学課の幸野達也課長が、九州大学での学生生活および外国人留学生として入学する方法について紹介しました。
コーヒーブレイク中には、九州大学大学院総合理工学府の博士課程学生2名、クズ・アルティナイ・アブディラシット氏とリニ・セリー氏がポスター発表を行い、バイオマスおよび再生可能熱エネルギー源に関する研究を参加者に紹介し、質問にも積極的に対応しました。
会場の様子(2026年9月16日)
第2セッションは、九州大学先導物質化学研究所の林潤一郎教授による講演で始まり、テーマはカーボンニュートラル・カーボンネガティブなバイオマス転換・利用でした。続いて、九州大学理事・副学長でシステム情報科学研究院の内田誠一教授が、AIによる画像データ解析について発表しました。次の講演は、九州大学理事・副学長で工学研究院の園田佳巨教授によるものでしたが、同教授は現地に出席できなかったため、ビデオ/オンライン形式での発表となりました。衝撃荷重によるコンクリートの破壊に関する発表は参加者に好評でした。続いて、九州大学の卒業生であり、現在はモンゴル科学技術大学(MUST)国立地質工学研究センター長を務めるアマルバヤル・ジュグデルナムジル博士が、モンゴルにおける地質工学の課題と、今後の九州大学との研究協力の可能性について発表しました。最後に、九州大学基金事務局の古屋寛子氏(主幹・グループ長)が、九州大学基金を通じた日本・モンゴル間の連携について紹介しました。
フォーラムの締めくくりとして、モンゴル国立大学法学部所属でモンゴル九州大学同窓会代表を務めるサランゲレル・バトバヤル准教授、および九州大学総長特別顧問の清水周次教授が閉会の挨拶を行いました。その後の夕食会では、参加者が和やかで親密な雰囲気の中、交流を深める貴重な機会となりました。
懇親会の様子(2026年9月16日)
前日の9月15日には、九州大学の訪問団がチームに分かれ、関係強化と今後の共同プログラム構築を目的として、モンゴルの各機関を訪問しました。訪問先は、モンゴル科学アカデミー(MAS)、モンゴル科学技術大学(MUST)、モンゴル土木学会(MACE)、モンゴル国立大学(NUM)、電通データ・アーティスト・モンゴル(DDAM)、モビコムでした。
医療化学チーム:モンゴル科学アカデミー(MAS)統合施設での、パネルディスカッションの様子(2026年9月15日)
医療化学チーム:モンゴル科学アカデミー(MAS)での、集合写真(2026年9月15日)
前列左から3番目より:S. アリウナー博士(MAS事務総長)、清水周次 九州大学総長特別顧問、A. バヤルバートル博士(幹部会事務局長)
AIチーム:モンゴル科学技術大学(MUST)にて(2026年9月15日)
エルデネフー N.氏(MUST副学長)と内田理事
AIチーム:モンゴル土木学会(MACE)にて(2026年9月15日)
AIチーム:モンゴル国立大学(NUM)にて(2026年9月15日)
オユンエルデネ教授(モンゴル国立大学 情報技術・コンピュータサイエンス学部)の授業枠にて、内田理事がAI出前講座を実施
AIチーム:電通データ・アーティスト・モンゴル(DDAM)にて(2026年9月15日)
鈴木初美社長はじめ社員の皆さんと集合写真
現地では、九州大学基金事務局の吉嵜志保課長、同事務局の吉田圭吾係長と脇山靖朗事務職員、そして九州大学医系地区国際部局推進室の石崎美夏事務職員、が、プログラムの運営をサポートしてくださいました。
今回のKYUDAI NOWは、本学とモンゴルの研究者・学生間に新たなネットワークを築くことに成功しており、今後さらなる学術的・個人的交流の発展につながることが期待されます。
詳細
- 日時
- 2026年09月16日(水)
- 時間
- 13:30 – 20:30
- 会場
- ウランバートル、モンゴル
ベストウェスタンプレミア トゥーシンホテル ソヨンボホール
Prime Minister Amar Str 15, Ulaanbaatar, Mongolia
- 言語
- 英語
- 問い合わせ
- 九州大学 アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)
E-mail: aoevent@jimu.kyushu-u.ac.jp
- お申し込み
- https://forms.cloud.microsoft/r/T82u35WXJp
※上記フォームからお申し込みください(先着順)
申込受付
- 申込開始
- 受付終了
- 申込終了
- 2026年09月15日
