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開催日:2026年04月08日 12:10 ~ 12:50
ブラウンバッグセミナー
第227回Q-AOSブラウンバッグセミナー「核の不可視性と芸術的知覚:核戦争とその表象のゆくえ」
九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar Series」を毎週水曜日のランチタイムに開催いたします。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供できればと思います。
どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。
どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。
詳細
- 日時
- 2026年4月8日 12:10 ~ 12:50
- 形式
- Zoom Webinar
- 言語
- 同時通訳サポートあり、スライドやポスターは日英2言語に対応。
字幕対応あり。
- 参加費
- 無料
- 定員
- 500名
- お問い合わせ
- 九州大学 Q-AOS事務局
電話:092-802-2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp
(★を@に変えてください)
抄録
放射能は目に見えず、触覚や味覚で感知することもできない。しかし、マリー・キュリーの時代から現代に至るまで、芸術家たちは一貫して核時代を可視化しようと試み続けてきた。本発表では、芸術的実践が単に核の歴史を表現するにとどまらず、それに対する一つの「カウンター・アーカイブ(対抗的記録)」を構築してきたことを論じる。
具体的には、ラジウムから水素爆弾に至る核戦争に焦点を当て、日本、フランス、マーシャル諸島、そしてナバホ・ネイションにおける1世紀以上の活動を概観する。また、日本の写真家・豊崎博光が「世界のヒバクシャ(Global Hibakusha)」と呼んだ概念についても考察する。国家機密や軍事検閲、誤情報、あるいは隠蔽工作が蔓延する中にあっても、芸術の世界において犠牲者たちは常に自らの声を見出してきたのである。
ロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮による継続的な核プログラム、そして最先端の核兵器開発を進める中国の動きなど、核の脅威が再び高まっている現在、こうした声に耳を傾けることは極めて重要である。芸術は単に核の歴史を図解するものではない。不可視のものを可視化し、歴史的な検証の対象とすることで、歴史そのものに介入する役割を果たしているのである。
具体的には、ラジウムから水素爆弾に至る核戦争に焦点を当て、日本、フランス、マーシャル諸島、そしてナバホ・ネイションにおける1世紀以上の活動を概観する。また、日本の写真家・豊崎博光が「世界のヒバクシャ(Global Hibakusha)」と呼んだ概念についても考察する。国家機密や軍事検閲、誤情報、あるいは隠蔽工作が蔓延する中にあっても、芸術の世界において犠牲者たちは常に自らの声を見出してきたのである。
ロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮による継続的な核プログラム、そして最先端の核兵器開発を進める中国の動きなど、核の脅威が再び高まっている現在、こうした声に耳を傾けることは極めて重要である。芸術は単に核の歴史を図解するものではない。不可視のものを可視化し、歴史的な検証の対象とすることで、歴史そのものに介入する役割を果たしているのである。
当日プログラム
12:10~12:15 発表者紹介
座長:横田 文彦 准教授(Q-AOSコーディネーター)
12:15~12:40 プレゼンテーション
タイトル:「核の不可視性と芸術的知覚:核戦争とその表象のゆくえ」
発表者:デカマス ガブリエル 准教授(言語文化研究院 国際文化共生学部門)
12:40~12:50 質疑応答
座長:横田 文彦 准教授(Q-AOSコーディネーター)
12:15~12:40 プレゼンテーション
タイトル:「核の不可視性と芸術的知覚:核戦争とその表象のゆくえ」
発表者:デカマス ガブリエル 准教授(言語文化研究院 国際文化共生学部門)
12:40~12:50 質疑応答
当日資料
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申込受付
- 申込開始
- 2026年03月23日
- 申込終了
- 2026年04月08日