キャンパスアジア プラス 2022年3月14日 プロジェクトの概要: キャンパスアジアは文部科学省の「大学の世界展開力強化事業」の一つであり、日中韓3ヶ国の大学が協働して行う教育事業である。総合理工学府に設置された本教育プログラムCAMPUS Asia EESTでは、上海交通大学、釜山国立大学校とコンソーシアムを形成し、エネルギー問題とそれに関係する環境問題に関わる科学技術分野において、深い専門性とその国際的な応用展開力を備えたグローバルに活躍できる高度研究者・技術者、すなわち、「エネルギー環境理工学グローバル人材」を育成している。 半期の留学と2回のサマースクールでの単位取得等により母大学と留学先大学の両方の修士課程修了要件を満たし、両大学に共通の英語の修士論文を提出することによって、修士課程の標準修業年限で修士ダブルディグリーの取得が可能である。 プログラムの第1・2モードでは3大学間で計171名の修士ダブルディグリー取得生を輩出した。 2021年に迎えた第3モードでは、これまでの3カ国協働からASEANへの拡大を計り、新たにマレーシア工科大学とパートナーシップを締結した。 4大学協働となったキャンパスアジア“プラス”プログラムでは、アジアの多様性を包含した理工系高等教育の場へとCAMPUS Asia EESTを発展させ、エネルギー環境理工学グローバル人材育成の高度化を図っていく。 また博士課程においても博士研究インターンシップを促進し、国際的研究教育をさらに活発化させ、博士ダブルディグリー取得生の輩出を目指す。 ウェブサイトリンク: http://www.tj.kyushu-u.ac.jp/campus-asia/(外部リンク) プロジェクト一覧へ戻る