九大内プロジェクト

本ページでは、アジア・オセアニア地域に関係する九大内のプロジェクトやセンター、研究所を紹介します。本ページは、関係機関から提供していただいた文章と図表を用いています。詳細については、各プロジェクト・組織等のホームページを御覧ください。

スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU事業)

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センター・プロジェクトの概要:

スーパーグローバル大学創成支援事業

スーパーグローバル大学創成支援事業(以下、SGU事業)は、世界トップレベルの大学との交流・連携を実現、加速するための新たな取組みや、人事・教務システムの改革、学生のグローバル対応力育成体制の強化などを通して、徹底した国際化を進める大学を重点支援する国家事業(2023年度末終了)である。本学のSGU構想(SHARE-Q)において「アジア・オセアニア研究教育機構」は、「国際的評価に関する教育・研究力」を促進する「研究・教育ポートフォリオの戦略的組替え」の一環として位置づけられる。

アジア・オセアニアにおけるSGU関連の活動

(1)「日豪大学間シンポジウム2015」

本シンポジウムは日本の大学が豪州で開催する初の本格的な大学間シンポジウムであり、日豪の研究大学に属する著名な研究者たちが、日豪大学間パートナーシップの課題と展望をテーマに対話を行った。豪州からは24の大学をはじめ政府機関や企業等の29機関、日本からはSGU採択校を中心とした29大学及び文部科学省、在オーストラリア日本大使館等合計32機関が参加し、述べ約130人の大学・政府関係者等が参集した。

(2)UQ-KU研究交流プロジェクト

UQ-KU研究交流プロジェクトは、豪州クィーンズランド大学(UQ)との大学間学術交流協定に基づき、両大学のさらなる教育研究交流を進めることを目的として、2015年7月にスタートした。その主要な取組にはふたつの短期学生交流プログラム-(1) UQ-JPIE(UQ生の受入)、(2) Q2PEC(九大生の派遣)-があり、毎年度各20名程度の学生が参加している。UQ-JPIEでは「新コロンボ計画」により渡日したUQ生が、本学の講義や日本企業へのフィールドトリップへの参加を通じ、日本の産業技術・ビジネス習慣を学ぶ。Q2PECでは、英語学習、UQの工学系研究室訪問、ワークショップ等への参加を通じて、高い英語力とグローバルマインドセットを学ぶ。

(3)豪州および台湾における職員高度化海外研修

SHARE-Qでは、事務職員の高度化を目的に、英語力向上を図る語学研修、グローバルマインドセット研修、海外大学の取組事例を直に学ぶ海外派遣研修などを実施している。例えば「職員高度化海外研修」では、これまでシドニー大学(2015~2018年)と国立台湾大学(2019年)に計26名の職員を派遣した。本研修には高い英語力を有する職員が参加し、英語による講義や受入れ先大学スタッフとの討論、自主課題研究の遂行等を通じ、課題解決策の提案・実行を主導できる高度な実務能力を有する職員を養成している。

ウェブサイトリンク:

https://www.share.kyushu-u.ac.jp/japanese/(外部リンク)

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