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九州大学フォーラム「KYUDAI NOW」 in マレーシア

イベントレポート

九州大学フォーラム「Kyudai Now」in マレーシア

 

九州大学フォーラム「Kyudai Now」in マレーシアが、2024年1月16日(火)、クアラルンプールのマレーシア工科大学(UTM)内にある、UTMホテル&レジデンスにて開催されました。このイベントの目的は、(1) 本学と在マレーシア同窓生とのネットワークを強化すること、(2) 本学とマレーシアの大学、政府、産業界、地域社会との学際的な共同研究および教育連携を促進することです。

工学、理学、医学、森林学などさまざまな分野から本学教員6名が集結し、約110名の参加者を前に自らの研究について発表しました。このフォーラムはYoutubeストリーミングされ(https://www.youtube.com/watch?v=hoiyFGmWxRk )、2024年1月28日時点で111回の視聴回数となっています。本学の原田明副学長、本学マレーシア同窓会 (MyKyudai)のシェイク・アハマド・ザキ・ビン・シェイク・サリム会長、在マレーシア日本国大使館公使の狩俣篤志氏が開会の挨拶を述べました。

九州大学フォーラム「KYUDAI NOW」in マレーシア

在マレーシア日本国大使館、JICAマレーシア事務所、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)、マレーシア大学サバ校との集合写真

 

セッション 1:

「農業と医療」では、本学農学研究院の片山歩美准教授が「ボルネオ熱帯雨林における炭素循環」について、続いて本学病院ARO(臨床・トランスレーショナル研究)センター長の戸高浩司教授が「学術研究の重要性」と題し、医療機器や製薬開発の研究について講演しました。

セッション2:

「工学と科学」では、工学研究院の辻康孝助教が「複雑な制約を伴う組合せ最適化問題に対する群知能アルゴリズムの開発~鉄道システムへの応用~」と題し研究を紹介し、続いて応用力学研究所の東藤貢准教授が、「整形外科科学における生体力学および生体材料研究」について講演しました。工学研究院の八木和行教授は「トライボロジー研究グループの研究紹介」について、最後に総合理工学研究院の池谷直樹教授が「建築環境を支える風工学研究」について発表しました。

 

マレーシアの現地大学教員、学生、本学同窓生等の参加者から多くの質問と活発な議論が行われました。閉会の挨拶は本学の清水周次副理事が行いました。

マレーシア・クアラルンプールで開催された九州大学フォーラム「KYUDAI NOW」参加者(2024年1月16日)

フォーラム後、UTMホテル&レジデンス内のレストランでネットワーキング交流会が開催され、マレーシアと本学同窓生を含む約80名が参加しました。イベントには、20名以上の在マレーシア本学同窓生(マレーシア人と日本人)が参加しました。これらのイベントは新たなネットワークを生み出し、本学とマレーシアの大学教員、本学の同窓生、コミュニティとの関係を再活性化しました。

KYUDAI NOW後の本学同窓生を含む参加者とのネットワーキング交流会

翌日1月17日、本学からの参加者グループはMJIITを訪問し、アリ・セラマット教授(MJIIT院長)、福田応夫教授ら、MJIIT教員およびスタッフと、既存・新規の研究および教育連携のさらなる促進について話し合いました。

MUIIT院長、アリ・セラマット教授、福田応夫教授、その他MJIIT教職員との集合写真(2024年1月17日)

MJIIT訪問後には、マラヤ大学を表敬訪問し、新たな研究連携や交流の可能性について協議しました。

マラヤ大学での集合写真(2024年1月17日)

このイベントは、本学のさまざまな分野における最新の研究を共有し、同窓生を中心に広くマレーシア社会に向けて発信する機会となりました。

KYUDAI NOW

アイキャッチ画像:九州大学フォーラム「KYUDAI NOW」 in マレーシア

本イベントは、九州大学における様々な分野の最新研究をマレーシア社会全体に向けて共有し、特に卒業生との情報共有の機会を提供します。
※開催時間は現地時間となります。

詳細

日時 2024年1月16日 14:00 ~ 2024年1月16日 18:00
場所 UTM Hotel &Residence(Grand Petra)
言語 英語
参加費 無料
定員 100名
問い合わせ 九州大学 アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)
Q-AOS事務局
TEL:+81-92-802-2605
E-mail:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に置き換えてください)