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第7回グローバルガバナンス・セミナー「パンデミックによる地域化規範の変容」

共催・協力イベント

アイキャッチ画像:第7回グローバルガバナンス・セミナー「パンデミックによる地域化規範の変容」

九州大学、東洋大学、ソウル大学による合同セミナーのお知らせです。この3大学では、「New Governance after/with COVID19 and the 2022 Ukraine Crisis」と題したセミナーシリーズを開催しています。セミナーは、日本語または英語で行われます。
セミナースケジュールは下記をご参照ください。
https://drive.google.com/file/d/1klB8fWQDeN9_GXJeNXQDGbsDNVHILWFi/view

第7回セミナーは、アイスン・ウヤル槙林先生から「パンデミックによる地域化規範の変容」をテーマにお話をいただきます。

【開催概要】
開催日:2022年7月10日(日)13:00~14:00(日本時間)
報告者:アイスン・ウヤル槙林(同志社大学・准教授)
テーマ:パンデミックによる地域化規範の変容
言語:英語
形式:Zoom
※セミナーは誰でも参加できます

詳細

日時 2022年7月10日 13:00 ~ 2022年7月10日 14:00
実施方法 Zoomにて開催(お申込みいただいた方にURLをお送りいたします)
定員 なし
参加費 無料
お問い合わせ先 大賀 哲(法学研究院)
toga@law.kyushu-u.ac.jp

当日の流れ

13:00-13:05 Opening
大賀哲(九州大学法学研究院・准教授、Q-AOS文化変動クラスター・情報モジュール長) 
13:05-13:35 プレゼンテーション
・アイスン・ウヤル槙林(同志社大学・准教授)
13:35-14:00 Q&A

概要

 COVID-19というパンデミックは、世界を新しい空間に変えてしまった。パンデミックに対処するための緊急かつ変革的な政策が必要とされている。これらの危機は、政府・コミュニティ・国際機関が政策立案戦略やスタンスを再構築しながら、自らの制度やアイデンティティを試さざるを得ない状況に追い込まれていることを意味している。
 本報告では、「最近のパンデミック危機に対する地域機関のガバナンス戦略と対応はどのようなものであったか」、「パンデミックは地域化の規範の観点から何を変えたのか」、「パンデミック後・発生後の世界における地域協力と地域化の新しい秩序とは何か」といった主要テーマを議論し、地域機関のパンデミックの初期および進行中の、より制度的な反応を見ていくことにする。
 このような地域的な対応を再検討するという側面から、世界の異なる地域で同じ問題/課題をめぐって社会がどのように協力しているかという論点も議論していきたい。

プロフィール


アイスン・ウヤル槙林 氏
同志社大学グローバル・スタディーズ学部准教授。
専門は国際関係論で、特に国際政治経済、地域主義、地域環境ガバナンスに焦点をあてている。
アジアの国際関係、国際協力、地球環境政治、グローバリゼーション、開発問題などについて教えている。
同志社大学に着任する以前は、総合地球環境学研究所(RIHN)に勤務し、
学際的な環境研究や科学と社会のインターフェースに関する研究に興味を持つようになりました。
電子メール:auyar★mail.doshisha.ac.jp ★を@に変換