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The Hedge 第二回 紛争に学ぶ集団心理

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アイキャッチ画像:The Hedge 第二回 紛争に学ぶ集団心理

第二回は、ロシア・ウクライナ情勢を参照し、「紛争に学ぶ集団心理」について議論していきます。
人類の歴史において繰り返し発生する集団による暴力や紛争について、社会心理学の観点から、それらに共通する「集団心理」について、紛争を生じさせる心のメカニズムをお話いたします。
また、ウクライナ及び日本政治の専門家もそれぞれお招きし、現状のウクライナ情勢をより踏み込んで議論するので、組織マネジメントだけでなく、昨今の情報をより分かりやすく獲得することができる一石二鳥の機会になっております。

詳細

日時 2022年5月26日 19:00 ~ 2022年5月26日 20:30
実施方法 Zoomにて開催(お申込みいただいた方にURLをお送りいたします)
定員 なし
参加費 無料
お問い合わせ先 大賀 哲(法学研究院)
toga@law.kyushu-u.ac.jp

登壇者

縄田 健悟

福岡大学人文学部准教授。九州大学大学院人間環境学府博士後期課程修了。博士(心理学)。日本学術振興会特別研究員DC2,PD,京都文教大学講師,九州大学講師等を経て,2017年より現職である福岡大学に着任。専門は,社会心理学。特に,集団間紛争と集団暴力を研究テーマとしている。近著として『暴力と紛争の"集団心理":いがみ合う世界への社会心理学からのアプローチ(ちとせプレス)』。

松嵜 英也

津田塾大学学芸学部国際関係学科講師。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(国際関係論)。日本学術振興会特別研究員DC1、PD、ウクライナ大統領付属国家行政アカデミー客員研究員等を経て、2019年より現職の津田塾大学に着任。専門はウクライナ・モルドヴァ現代政治史、比較政治、国際政治。特にエスノポリティクスや執政制度、政軍関係を軸に、紛争が国内の政治秩序に及ぼす影響を研究。近著に『民族自決運動の比較政治史:クリミアと沿ドニエストル』(晃洋書房)。

大山 貴稔

九州工業大学教養教育院准教授。筑波大学大学院人文社会科学研究科国際公共政策専攻博士後期課程単位取得退学。修士(国際政治経済学)。東京福祉大学国際交流センター特任助教等を経て、2019年より現職である九州工業大学に着任。専門は政治学・国際関係論。日本の対外政策を下支えする社会意識の歴史的変遷を研究テーマとしている。近著として「〈利他〉から〈利己〉へ——日本の開発協力政策を枠づける社会規範の転換過程」(『国際開発研究https://srust.co.jp/』30(1)、2021年6月、33-47頁)。