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第143回Q-AOSブラウンバッグセミナー「満たされない医療ニーズが無くなる日まで」

ブラウンバッグセミナー

アイキャッチ画像:第143回Q-AOSブラウンバッグセミナー「満たされない医療ニーズが無くなる日まで」

九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar Series」を毎週水曜日のランチタイムに開催いたします。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供できればと思います。どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。

詳細

日時 2024年6月05日 12:10 ~ 2024年6月05日 12:50
形式 Zoom Webinar
言語 日英同時通訳あり、スライドやポスターも日英2言語に対応
字幕 Zoom機能による「リアルタイム字幕」提供、文字情報を見ながら参加可能
聴覚障害者の方々へ:ズーム機能による字幕やチャットサービス以外のサポートが必要な方は以下の「お問い合わせ」にお電話またはメールにてお知らせください。
参加費 無料
定員 500名
お問い合わせ 担当:九州大学Q-AOS事務局
電話番号:092-802-2603・2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください)

抄録

病気で病院にかかったら薬を貰います。実はその病気に効く薬があったというだけで、治療できない病気の方が多いのです。例えば患者数が少ない指定難病は340余りありますがその殆どに薬や治療法がなく「満たされない医療ニーズ」とも呼ばれます。これまでは薬を開発(製品化)するのは製薬会社で、一件当たり3000億円など大変大きな予算が必要であり、患者数が少ないとその投資を回収できないのが理由です。
我々AROは企業が開発しない稀な病気の治療を、大学の専門家を率いて、大学が発見した薬の種から、コストを抑えて開発しています。大学では専門家と専門医の共同作業を効率化するなど開発費を抑える工夫が可能です。
また感染症は患者数が多い疾患ですが、デング熱などアジアオセアニア地域などにのみ見られるものも多く、所得南北格差などの問題から薬が開発されにくい「顧みられない熱帯病」と呼ばれ、多くに薬がありません。こちらにも研究者が見つけた薬の種を現地の大学と協力して開発を進めつつあります。

当日プログラム

12:10~12:15 イントロダクション
座長 横田 文彦 准教授(Q-AOSコーディネーター)

12:15~12:40「満たされない医療ニーズが無くなる日まで」

演者 戸高 浩司 教授(九州大学病院 ARO次世代医療センター)

12:40~12:50 質疑応答

※当日の講演動画を期間限定にて後日掲載予定です。
 公開先:https://q-aos.kyushu-u.ac.jp/events/events-bbs/2012/

当日資料

・参加者の皆様への御案内(同時通訳使用方法・資料・質疑応答について): PDF

※同時通訳機能はウェブブラウザ上では使用できません。
Zoomのアプリケーションをこちらよりダウンロードをお願い致します。

講演資料: PDF

個人情報の取り扱いについて

本セミナーのお申し込みの際にご記入いただきました個人情報は、本セミナー開催及び弊機構からのご案内送付以外には使用しません

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