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第94回Q-AOSブラウンバッグセミナー「心臓の研究から健康長寿、そしてワンヘルスの実現を目指して」

ブラウンバッグセミナー

アイキャッチ画像:第94回Q-AOSブラウンバッグセミナー「心臓の研究から健康長寿、そしてワンヘルスの実現を目指して」

九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar Series」を毎週水曜日のランチタイムに開催いたします。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供できればと思います。どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。

詳細

日時 2023年5月10日 12:10 ~ 2023年5月10日 12:50
形式 Zoom Webinar
言語 日英同時通訳あり、スライドやポスターも日英2言語に対応
参加費 無料
定員 500名
お問い合わせ 担当:九州大学Q-AOS事務局
電話番号:092-802-2603・2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください)

抄録

心臓は私たちが命を授かってから死ぬまで100年近くもの間、入れ替わることなく拍動し続ける臓器である。当研究室では、心臓のポンプ運動を構成する心筋細胞が日々曝される環境ストレスに対してどのように適応しているのか、何がきっかけでストレスに適応できなくなるのか、細胞やその構成要素(細胞内小器官やタンパク質)の品質に着目した研究を行っている。ミトコンドリアは生命活動に必要なエネルギーを、酸素を使って産生する細胞内小器官である。近年の研究から、ミトコンドリアにおける酸素利用効率の低下が、糖尿病や老化、がん進展と関連することが明らかになってきている一方で、酸素の使いすぎも疾患発症リスクを高める原因となることがわかってきた。我々は、酸素を効率よく利用するための生体内分子として硫黄の動態に注目した研究を展開している。本セミナーでは、硫黄の代謝・動態が心臓のストレス抵抗性に及ぼす影響を紹介しつつ、全ての動物・植物や地球環境の健全を一体として考えるワンヘルス構想への貢献についても考察したい。

当日プログラム

12:10~12:15 イントロダクション
座長  田中 俊徳 准教授(Q-AOS研究推進コーディネーター)

12:15~12:40「心臓の研究から健康長寿、そしてワンヘルスの実現を目指して」

演者 西田 基宏 教授(薬学研究院 臨床薬学部門)

12:40~12:50 質疑応答

※当日の講演動画を期間限定にて後日掲載予定です。
公開先:https://q-aos.kyushu-u.ac.jp/events/events-bbs/2012/

当日資料

・参加者の皆様への御案内(同時通訳使用方法・資料・質疑応答について): PDF

※同時通訳機能はウェブブラウザ上では使用できません。
Zoomのアプリケーションをこちらよりダウンロードをお願い致します。

講演資料: PDF

個人情報の取り扱いについて

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