第77回Q-AOSブラウンバッグセミナー「東日本大震災における災害弱者の心理社会的影響: 障害の社会モデルとインクルーシブ社会」 ブラウンバッグセミナー 九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar Series」を毎週水曜日のランチタイムに開催いたします。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供できればと思います。どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。 詳細 日時 2022年12月14日 12:10 ~ 2022年12月14日 12:50 形式 Zoom Webinar 言語 日英同時通訳あり、スライドやポスターも日英2言語に対応 参加費 無料 定員 500名 お問い合わせ 担当:九州大学Q-AOS事務局 電話番号:092-802-2603・2605 メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください) 抄録 「障害者の死亡率はどうしてこんなに高いんでしょうね」。 東日本大震災で障害のある子どもを亡くしたご家族の言葉です。障害者の死亡率は、障害のないひとの死亡率の2倍から4倍でした。この死亡率の高さは、自然災害によるものだけではなく、人災によるものだと考えられます。つまり、障害者がより多くの危険にさらされて犠牲になってしまうことを防ぐことができなかった社会のありかたを突き付けられた重い言葉でした。障害者権利条約では、「障害は、機能障害を有する者とこれらの者に対する態度及び環境による障壁との間の相互作用である」と謳っています。これが、障害の社会モデルです。東日本大震災において、障害のあるひとがどのような脆弱性にさらされてきたのか、それはどのような社会環境による障壁から生じているのかを考え、インクルーシブ社会について考える機会としたいと思います。 当日プログラム 12:10~12:15 イントロダクション 座長 田中 俊徳 准教授( Q-AOS 研究推進コーディネーター) 12:15~12:40「東日本大震災における災害弱者の心理社会的影響: 障害の社会モデルとインクルーシブ社会」 演者 田中 真理 教授(基幹教育院 自然科学実験系部門) 12:40~12:50 質疑応答 当日資料 ・参加者の皆様への御案内(同時通訳使用方法・資料・質疑応答について): PDF ※同時通訳機能はウェブブラウザ上では使用できません。 Zoomのアプリケーションをこちらよりダウンロードをお願い致します。 講演資料: PDF 個人情報の取り扱いについて 本セミナーのお申し込みの際にご記入いただきました個人情報は、本セミナー開催及び弊機構からのご案内送付以外には使用しません。 次回以降のBBS こちらのページからご覧いただけます イベント一覧へ戻る