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Q-AOSブラウンバッグセミナー第26回「大学の未来を再考する」

ブラウンバッグセミナー

アイキャッチ画像:Q-AOSブラウンバッグセミナー第26回「大学の未来を再考する」

九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar Series」を4月から毎週水曜日のランチタイムに開催いたします。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供できればと思います。どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。

詳細

日時 2021年10月27日 12:10 ~ 2021年10月27日 12:50
形式 Zoom Webinar
言語 日英同時通訳あり、スライドやポスターも日英2言語に対応
参加費 無料
定員 500名
お問い合わせ 担当:九州大学Q-AOS事務局
電話番号:092-802-2603・2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください)

抄録

今回のセミナーでは、「大学」に影響を与える原動力と新たな問題を検討します。それは、大学の理論的根拠、構造、慣れ親しんだ運営方法だけでなく、大学が巻き込まれているより広い社会文化的、経済的、政治的状況との関係までも含みます。インダストリー 4.0 や特に COVID-19 の流行を考えたとき、大学が直面している課題を、雇用問題や雇用適性への対処、高等教育が提供する能力と産業界が要求する能力との適合性として捉える、つまり、大学の将来を専門技術者的な観点から捉えることは、従来型の取組と言えます。しかし、インダストリー 4.0 や COVID-19、そして急速に進む地球規模の気候変動が、全人類が直面している実存的危機(人類存続の危機)である限り、私たちは技術的、管理的なものを超えて、大学の在り方そのものについて問う必要があります。大学の意義・目的とは何か?今日の若者が大学に求めているものは、現実的か・理想的かのトレードオフではなく、現実的かつ理想的なものではないかと思います。それは、卒業生達が(いかなる形であれ)社会人となることに向けて準備するためのものであり、また、この世の中で社会的・政治的存在としての自らを見出す手助けとなることでもあります。

当日プログラム

12:10~12:15 開会挨拶:荒殿 誠 教授 (九州大学 プロボスト、理事・副学長)
座長 Scott Valentine 教授 (Q-AOS 研究推進ディレクター)

12:15~12:40  「大学の未来を再考する
演者 エイドリアン・クア 教授 (シンガポール国立大学)

12:40~12:50 質疑応答

※当日の講演動画を期間限定にて後日掲載予定です。  

当日資料

・参加者の皆様への御案内(同時通訳使用方法・資料・質疑応答について):PDF
※同時通訳機能はウェブブラウザ上では使用できません。
Zoomのアプリケーションをこちらよりダウンロードをお願い致します。

講演資料:PDF