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Q-AOSブラウンバッグセミナー第20回「アジアにおけるフィールド研究:地域の特性に応じたサステナブルで健康な居住環境を目指して」

ブラウンバッグセミナー

アイキャッチ画像:Q-AOSブラウンバッグセミナー第20回「アジアにおけるフィールド研究:地域の特性に応じたサステナブルで健康な居住環境を目指して」

九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar Series」を4月から毎週水曜日のランチタイムに開催いたします。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供できればと思います。どなたでも気軽に御参加いただける内容となっております。途中参加、途中退室もOKです。皆様の御参加をお待ちしております。

詳細

日時 2021年9月08日 12:10 ~ 2021年9月08日 12:50
形式 Zoom Webinar
言語 日英同時通訳あり、スライドやポスターも日英2言語に対応
参加費 無料
定員 500名
お問い合わせ 担当:九州大学Q-AOS事務局
電話番号:092-802-2603・2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください)

抄録

建物は我々の生存に欠かせないシェルターですが、その一方で世界の主 要なエネルギー消費源のひとつとなっています。IEA(国際エネルギー機 関)の 2017 年統計によれば、2015 年の世界の最終エネルギー消費量の 30%、エネルギー関連の CO2 排出量の 28%が建築由来です。建築に関 連する環境負荷低減が求められる所以です。一方、今後の気候変動を考 えると、特に高温地域では、熱中症による健康リスク軽減のための適切 な居住環境がより必要となっていくでしょう。しかし、発展途上国の多 くの低所得世帯にとって、空調設備はまだ手の届くものではありません。 一方、寒冷地の開発途上国では、暖房用の燃料ストーブによる屋外・屋 内の大気汚染による健康被害の問題が報告されています。このような状 況の中、本セミナーでは、発展途上地域において健康・快適性と環境性 のトレードオフを踏まえて、多くの人々にとって affordable* な居住環 境を模索した幾つかのフィールド研究として、モンゴル、インドネシア、 マレーシアの事例を紹介します。

当日プログラム

12:10~12:15 イントロダクション
座長 横田 文彦 准教授 (Q-AOS 研究推進コーディネーター)

12:15~12:40  「アジアにおけるフィールド研究:地域の特性に応じたサステナブルで健康な居住環境を目指して
演者 萩島 理 教授 (九州大学 総合理工学研究院)

12:40~12:50 質疑応答

※当日の講演動画を期間限定にて後日掲載予定です。  

当日資料

・参加者の皆様への御案内(同時通訳使用方法・資料・質疑応答について):PDF
※同時通訳機能はウェブブラウザ上では使用できません。
Zoomのアプリケーションをこちらよりダウンロードをお願い致します。

講演資料PDF